ソフィア総合研究所株式会社

この3年間の間に、SRIはソフィアグループの新規市場の成長を担う立場から、グループの中核企業として、より確かな成長を約束すべき立場に変化してまいりました。そして、我々の手がける市場は、更なる変革が訪れようとしております。弊社は弊社のお客様と共に、この変化にいち早く対応し、お客様やパートナーと共に、次の成果の獲得に向かって準備を始めた段階にあります。

この3点を基本軸として、お客様に対して、あらゆるご相談にお応えできる体制を構築してまいりました。
この体制の下、提案型・問題解決型のサービスを提供するのが、弊社の特徴であると考えています。

経済社会はインターネットを手に入れたことで益々成長しています。このインターネットを基盤とした「知識社会」はまだ始まったばかりで、この成長は各地域、各業界、各グループに大きな変革を求めながら、益々大きく成長すると思われます。ただし、それは全ての企業、個人に訳隔てなく、平等にメリットを享受させる成長ではないと思われます。
「知識社会」下における経済システムは、インターネットを手に入れたことで、空間的は世界に広がりを見せ、グローバル化されました。時間的にも情報は一瞬にして世界に広がるようになりました。しかし、システムは、より複雑さを増し、ビジネスの効率化や単純化を達成すると同時に、別の複雑な問題を発生させ、その複雑な問題を単純化し解決すると、更に次の問題が発生するスパイラルに入りつつあります。

同時に、この変化は企業の顧客をも変化させています。市場の変化のスピードが、企業の意思決定のスピードより速くなりつつあります。企業は、正確な解答を見出すと同時に、その解答自体がすぐに古くなり、使い物にならなくなります。大衆は存在しなくなり、顧客が必要とする製品も、製品の価格も、サービスも、ばらばらになり、個別解決が求められます。個別解決は、提供すべき内容と時期もばらばらになります。
全ての企業は、今まで経験したこと無い、「時間と空間」に関する複雑な回答の処理を求められます。こうしたことが、今、経済システム、経済社会に現実の事象として起こっています。

私たちは、この知識社会において、今後、この問題が益々全ての企業にとって重大な問題として認識され、こうした問題を解決する企業と解決出来ない企業が現れると考えています。つまり、「企業格差社会」が起こると感じています。
私たちは、システムインテグレーションを通して、お客様のこうした問題を解決する・・・これを弊社は
「ハイエンド・インテグレーション」と呼び、お客様に提供しております。お客様のビジネスを分析し、問題点を分析し、問題と問題の相関関係を分析し、過去・現在・未来との時間関係を分析します。
そして、お客様にとっての最適解を常にご提案し、お客様の経営課題の空間をひとつずつ解決し、これを連続的に行うことで、時間的問題の解決を目指します。
つまり、お客様と長期的な信頼関係をベースとして、お客様のインターネットにかかるビジネスの問題点を解決してまいります。これが弊社の「ハイエンド・インテグレーション」の基本行動となります。

お客様と共にあること、それが、お客様のビジネスを支援すると同時に、私たちのハイエンドインテグレーションのレベルアップにもつながります。その好循環が最終的にお客様のためになります。
これからもソフィア総合研究所は、お客様ひとりひとりと向き合って参ります。
そしていつまでもお客様に愛されるプロフェッショナルでありたいと願っています。

2007年7月1日

代表取締役所長 CEO　杉本 太